全国に約300棟の学生寮を運営する共立メンテナンス(東京都千代田区)は2月9日、駒沢女子大学(東京都稲城市)との間で、相互分野の向上と社会の発展に寄与する人材の育成を目的とした「産学連携協力に関する覚書」の調印式を行い、同社が管理運営する学生寮「ドーミー高尾」内の共用施設リノベーションを学生が主体となって取り組むプロジェクト「コマジョリノベ」をスタートする。
「コマジョリノベ」は、駒沢女子大学が産学連携の一環として各企業と連携し、人文学部住空間デザイン学科の授業の中で、学生が様々なリノベーション案を企画・提案し、企業が実行に移すプロジェクト。今回で4回目の取り組みとなる。
今回のプロジェクト対象である「ドーミー高尾」は、500名以上の学生が住まう大型学生会館。その中でも、入居学生の交流スペースである「共同キッチンスペースのリノベーション」に取り組む。
今後のスケジュールは、4月から講義がスタートし、課題説明、学生現地見学会を行う。6月2日にプレゼンテーション講評会を実施し、優秀案を採択。9月頃の完成を目指す。
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