東レACEはこのほど、炭素繊維で補強した窯業系サイディングを開発、住宅分野向け外装材として、12月に生産を開始し、本格的に販売していく。2011年度で10億円の売上高を目指す。
新製品は、セメント質原料に炭素繊維を添加配合して成型固着させた建物外壁用のセメントボード。従来の窯業系サイディングに比べ、強度補強効果や、火災高温時の変形や熱収縮によるひび割れの抑制など、耐熱寸法安定性を向上させた。基材15年保証を実現している。
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