バイヤーズスタイル、「売却の窓口」のＶＣパートナー企業を募集

　エージェント型不動産会社であるバイヤーズスタイル（東京都板橋区）はこのほど、買主の中古住宅への不安要素を解決し安心・安全を提供することで不動産の早期高値売却を実現する「売却の窓口」のＶＣ（ボランタリーチェーン）事業で、全国のパートナー企業募集を開始した。

　募集対象は宅建業免許を有している事業者で、業種は不動産仲介のほか、工務店やリフォーム会社も対象。募集開始から２ヶ月で全国１２社が加盟しており、今年中に１００社の加盟を目指す。

 「売却の窓口」は国土交通省の「平成２６年度中古不動産取引における情報提供促進モデル事業」に採択された付加価値仲介モデルを活用する「エージェント型」不動産会社のネットワーク。不動産の早期高値売却を実現するため、売却物件のすべてにインスペクション（住宅診断）を行い、買主に住宅診断書を提供して販売時点における建物の状態や改修すべきポイントとその費用の概算を公開する。また、「既存住宅瑕疵保険」の検査も同時に実施・加入することで、最長５年間瑕疵担保責任に対する保険を付保する。そのほか、住宅履歴書の整備、「告知書」の事前作成、２４時間コールセンター対応などのサービスを提供する。