独立行政法人都市再生機構(UR都市機構、神奈川県横浜市)は、近居促進制度による「近居割」と「近居割ワイド」の2つのサービスを2月5日から拡充する。
「近居割」は子育て世帯や高齢者世帯等の支援を必要とする世帯と、それを支援する世帯との2世帯が、UR賃貸住宅同士で近居を始めた場合に、新しく入居する世帯の家賃を割り引くサービス。同日以降の申込について、月額家賃の減額率をこれまでの5年間5%から5年間20%に引き上げる。収入要件等の減額要件を満たす世帯が対象。
また、UR賃貸住宅と、UR賃貸住宅を含むあらゆる住宅で近居を始めた場合に、新しくUR賃貸住宅に入居する世帯の家賃を割り引く「近居割ワイド」でも、減額率を「近居割」と同様に引き上げるほか、対象エリアをこれまでの10エリア60万世帯から60エリア512万世帯に拡げる。
拡大する対象エリアには、「多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まちづくり」の実現を目指して、団地を中心に地域関係者等と連携した取組みを推進する「地域医療福祉拠点」の形成に取り組む47団地がすべて含まれる。
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