旭化成リフォーム(東京都新宿区)は、既存住宅を構造躯体だけのスケルトン状態にして販売するという新しいスタイルの既存住宅買い取り再販の試行を開始したと発表した。旭化成ホームズが過去に供給した戸建て住宅を買い取り、「フレーム・ヘーベルハウス」として販売する。今後、市場の評価を見ながら事業化を検討していく考え。
新しい取り組みは、内部の内装・設備をすべて解体・撤去し、必要に応じて外壁塗装と屋根防水を新築並みの30年耐用仕様に更新した上で、構造躯体(スケルトン)状態で販売する。同時にインフィルの改装リフォームを請け負う。
第1号物件は、千葉県流山市の築21年の2階建て住宅。建物延床面積は32.25坪、敷地面積は33.49坪。販売価格は建物が1210万円、リフォーム費用(プラン例)が1040万円、土地が1427万円、外構費用が293万円(すべて税込み)。合計で約3970万円。
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