益田建設は、地元の木材を使った環境配慮型注文住宅「もくれん」を9月18日に発売した。高い断熱性能に独自の蓄熱式床暖房を標準装備するなど、少ないエネルギーで室内環境を快適に維持できるのが特徴。
新商品は、柱や土台など主要な構造材に地域産認証材を使用する。現在建設中のモデル住宅(さいたまハウジングパーク内)は、国土交通省の地域材活用木造住宅振興事業にも採択されている。
断熱材はEPS断熱材で、充填と外張りの「ダブル断熱」とし、最大145ミリの厚さを確保。断熱材の仕様により、2種類のラインアップがあり、高性能仕様のQ値は0.82、通常仕様でも1.32を実現した。
価格は、高性能仕様で坪60万円から、通常仕様で坪55万円から。益田建設のほか、首都圏住宅コープなどで販売する。初年度の売上目標は月15棟。
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