一般財団法人家電製品協会は1月22日、スマートハウスの普及に向けた新しい資格制度を発表した。スマートハウスとIoT(モノのインターネット)に対応した家電製品に関する知識の習熟度を認定する資格で、スマートハウスの建設やリフォーム、家電製品購入の際の相談先としてのアピールを進める。
新資格の名称は「スマートマスター」。電力小売りの自由化など環境の変化もあり、住宅と家電の連携が今後さらに進むことが予想される。さまざまな製品が登場していくなかで購入者を総合的にサポートする役割を担っていく想定だ。
想定する対象者は、スマートハウスの供給事業者、家電販売事業者、リフォーム事業者、新エネルギー関連サービス事業者など。建築士や電気工事士などの国家資格保有者に対する付加的な知識習得の機会としても訴求していく。
家電やIoT機器だけでなく、住宅の構造などに関する知識も問われる。
2016年9月に第1回の試験を実施。毎年2回実施し、5年間の更新制。
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