コンセプト賃貸　半数以上が家賃よりも好みを重視　ネクスト調査

　不動産・住宅情報サイト「ＨＯＭＥ’Ｓ」を運営するネクスト（東京都港区）は、住宅トレンドニュースサイト「ＨＯＭＥ’Ｓ　ＰＲＥＳＳ（ホームズプレス）」で、ひとつのテーマに特化した「コンセプト賃貸」物件に関する調査結果を発表した。好みのコンセプト賃貸が相場よりも高かった場合でも「借りたい」と答えた人は、半数以上の５４．３％となった。男女別では、男性５９．１％に対し、女性は４９．３％となり、女性の方が好みの部屋であっても費用について慎重になることがわかった。

　「コンセプト賃貸」の中身で、もっとも人気があったのは「カフェ風やバー風など内装にこだわった『オシャレ』をテーマにした部屋」（３６．９％）という結果になった。２位は「フランス風やカリフォルニア風など『海外の住まい』をテーマにした部屋」（２９．３％）となり、インテリアの統一感を重視していることがわかる。次に「オーディオ環境」、「料理」、「ペット」と続き、居心地の良さを優先した、趣味へのこだわりが感じられる結果となった。

　調査は「自分らしさ」を実現できるとして注目を集めている「コンセプト賃貸」について、事前アンケートに「興味がある」と回答した人を対象に調査を実施した。期間は２０１５年１２月２８日～１２月３０日。