旭トステム外装は、このほど住宅の外装サイディング施工時に入隅部と窓回り部でのシーリング材を不要とする新工法を開発した。これにより通常のサイディング同士の接合部と出隅部のシーリングレス工法とをあわせ1棟まるごとリーシングレス工法を実現する「ガーディナル」シリーズとして9月1日から順次全国で販売を開始する。
従来のシーリング材に代わり専用の金属水切り部材を採用。万一サイディング本体に漏水しても、排水経路から排出できる。
専用サイディングは塗膜15年保証のフッ素親水塗料を採用。3年〜5年おきのシーリング材交換と、5年〜7年おきの塗り替えが不要になることで、同社の試算では従来の外装材とくらべメンテナンス費用を30%削減できるという。
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