積水化学工業(東京都港区)住宅カンパニーは、積雪エリア向けのスマートハウスとして「スマートパワーステーションN」を1月23日から発売すると発表した。セキスイハイム45周年記念商品。
太陽光発電システム(PV)一体型屋根を北海道を除いた積雪エリアでも展開し、ゼロエネルギー住宅の実現を目指す。
積雪エリア向けに、屋根面積を拡張するロング庇と積雪に強い発電パネルを屋根全面に設置する工法を新たに開発。大容量のPV一体型屋根によって、標準的な建物でも10kW以上の搭載が可能になった。
寒冷地対応仕様の温水ヒートポンプ式床下輻射暖房システム「ウォームファクトリーN」は、1階フロアの温度差を少なくするため、ヒートショックのリスクを軽減できる。
大容量PVによる発電に加え、HEMSと、割安な深夜電力を貯められる蓄電池を搭載している。冬の暖房費が高額になりがちな地域でも、快適な生活と「光熱費ゼロ」の両立をうたう。
独自のフラット屋根は2mの大雪でも雪下ろしが不要のため、大事故につながる雪害リスクを大幅に低減できる。また、雪を下ろすスペースも不要になるため、敷地の有効活用にもつなげることができる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。