野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は1月14日、四半期ごとに実施している「住宅地価格」と「中古マンション価格」に関する価格動向調査の1月1日時点の調査結果を発表した。
それによると、首都圏エリアにおける四半期ベース(2015年10~12月期)の平均価格変動率は、「住宅地価格」「中古マンション価格」ともに2013年7月調査以来連続のプラスとなった。「住宅地価格」は0.5%(2015年7~9月=0.3%)、「中古マンション価格」は0.5%(同=0.6%)だった。エリア別でも、全エリアで両価格ともプラス推移した。
また、同エリアにおける年間ベース(2015年1~12月)の平均価格変動率は、「住宅地価格」「中古マンション価格」ともに2014年1月調査以来連続のプラスだった。「住宅地価格」は1.8%(2014年10月~2015年9月=2.3%)、「中古マンション価格」は3.1%(同=3.2%)だった。エリア別でも、全エリアで両価格ともプラス推移した。
同調査は3カ月ごと(1月、4月、7月、10月)に実施し、各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定するもの。詳細はこちら。
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