三協立山(富山県高岡市)は1月8日、2016年5月期の第2四半期決算を発表した。建材事業の売上高は前年同期比0.2%増の1041億2200万円だったが、セグメント利益は17億5900万円で前年同期に比べ52.3%減った。2016年5月期通期の建材事業の業績予想は売上高2145億円で期初計画から45億円下方修正したが、営業利益は30億円と、期初計画から13億円上方修正した。
今後は昨年10月に発売したアルミ樹脂複合サッシ「アルジオ」の販売拡大を進める。同商品は当初の想定よりも出荷割合が上振れするなど市場からの反応がいいという。
改装・リフォームに力を入れる方針で、住宅建材事業でリフォーム専用商材の開発・市場投入を進める。全国展開しているリフォームネットワーク「一新助家」の加入店支援にも力を入れ、既存店の活性化や新規店の獲得につなげていく。エクステリア分野でも後付けできるガーデンルームなどリフォームにも対応する商品の提案を強化することで市場創出を目指す考え。
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