「家の安全」「人の安全」「地球の安全」をコンセプトとするGERMAN HOUSE Corporation(埼玉県川口市)が製造・販売を手がける「環境断熱ECOボード」は、火に強く有毒ガスも出ない、自然素材の木からできた断熱材。高い断熱性能をはじめ、防火、透湿、耐水、遮音、環境性能を持ち合わせ、モルタルを直塗りしてもクラックが発生しないという特長を備える。
断熱・気密性能では、外張り断熱と充填断熱の「ダブル断熱」の採用により、熱貫流率0.31W/m2・Kを実現。防火性では、外壁側で30分間、800度の熱にさらされても室内の壁が25~35度という優れた性能を持つ。2004年には木製繊維板の断熱材として日本で初めて防火30分認定を国土交通省から受けた。また、準耐火60分、準耐火45分の認定も取得している。
さらに、水や湿気に強く、長時間水に浸けておく実験においても高い耐水性能を発揮。屋根にも使用が可能で、4週間雨ざらしにしても性能に影響がない。水蒸気を透すことで壁の中に発生する結露を防止し、空気を止めることで高い断熱性能を保つ。モルタルを直接塗る「吸湿プレミアムウォール」工法では、モルタルにクラックが入る心配もなく、窓周りの雨染みも起こりにくい。遮音性能では、木の断熱材と木製窓を使用することで、35dbの音をカットし、図書館並みの静けさを実現する。
「環境断熱ECOボード」のラインナップは、屋根用「ECO断ルーフ」、外張り用「ECO断ウォール」、床用「ECO断フロア」、充填用「ソフテック」の4種類を揃える。
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