東京ガス(東京都港区)は12月24日、来年4月の電力小売り自由化に向けて、総合エネルギーに関するサービスプラン「ずっともプラン」の概要と、付加価値サービス提供に向けた各社との業務提携締結を発表した。新サービスプランの申し込みは来年1月4日午前9時から受け付けを開始する。
「ずっともプラン」は、客の生活スタイルやビジネスニーズにあわせて、ガス、電気、および各種サービスの中から、顧客が自由に選択し、組み合わせることのできる総合的なプラン。電気料金のメニュー(「ずっとも電気」)は、主に電気をたくさん使う顧客向けに3種類を提供。電気料金の付帯メニューとして、ガスと電気をセットで契約すると電気料金の基本料金が月額250円割引になる「ガス・電気セット割」を用意する。
新たな付加価値サービスでは、ガスや電力と合わせた契約によって、同社が提携するインターネットサービスプロバイダーの光回線・プロバイダーサービス(プロバイダ光)料金が割引となる「東京ガストリプル割」を導入する。また、水まわり・鍵・ガラスのトラブル時に同社が24時間365日対応で出張し、一次復旧を行う「生活まわり駆けつけサービス」を提供し、ガス・電気の両方を契約する場合に割引料金を設ける。
そのほか、楽天スーパーポイント、Tポイント、イオンリテールなどとの提携によりポイント交換が可能な「パッチョポイント」や、クックパッドとの提携によるウェブコンテンツ提供なども予定する。
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