日本住宅リフォーム産業協会(JERCO、東京都中央区)は12月24日、父親支援・男性のワークライフバランス等の事業を展開する特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン(東京都千代田区)と提携し、ダイバーシティ・マネジメントができる管理職「イクボス」を養成するための「イクボスリフォーム企業同盟」を設立すると発表した。
ファザーリング・ジャパンによると、「イクボス」とは「職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)」を指す。男性管理職に限らず、女性管理職も対象となるという。
「イクボス企業同盟」はファザーリング・ジャパンが2014年3月から取り組む「イクボスプロジェクト」の一環として、同年11月に11社の大企業とともに設立したもの。今回、JERCOと提携して展開する「イクボスリフォーム企業同盟」はそのリフォーム企業版となる。中小企業が大多数を占めるリフォーム企業間でネットワークを構築し成功事例などを共有することを目的とする。
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