全国で空き家管理サービスと空き家の活用コンサルティングを展開する特定非営利活動法人空家・空地管理センター(埼玉県所沢市)はこのほど、北斗ソリューションズ(東京都新宿区)と協力して、空き家の活用サービス「AKARI(あかり)」を開発した。
「AKARI」は、北斗ソリューションズを借主として、空き家を3~7年間借り上げ、設備投資を行った上で、賃貸戸建や店舗、民泊などをサブリース(転貸借)する空き家の活用サービス。東京都と埼玉県の37エリアに対応する。サービス名は、今まで空き家だった真っ暗な家にあかりを灯し、その街の活性化に役立てたい、と願いをこめた。
第一弾として、東京都三鷹市の築年数不詳の純和風建築の空き家を5年間借上げ、内外装のリノベーションを行った上で「AKARI三鷹」として賃貸戸建化する。リノベーション作業への参加イベントや、工事終了後に近隣住民が参加する「空き家開き」を行う予定。
その他、事業検証を行った上で、対応エリアを全国に拡大していく。また、東京都大田区で民泊が行える特区内においては「AKARI」を活用した民泊事業の展開を予定する。
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