国土交通省は12月21日、2015年度補正予算案に盛り込まれた第2回「地域型住宅グリーン化事業」の実施にあたり、補助対象グループの追加募集を行うと発表した。募集期間は12月21日から来年1月18日まで。採択結果の通知は予算成立後。既に今年度の事業で採択を受けているグループは新規応募の必要はない。
補正予算分の事業は、第1回「地域型住宅グリーン化事業」を拡充し、地域の住宅供給グループによる長期優良住宅などの整備とそれと同時に行う三世代同居対応工事を支援する。
三世代同居対応住宅の条件は、キッチン、浴室、トイレ、玄関のうち、いずれか2つ以上を住宅内に複数個所設置すること。
補正予算分の1戸あたりの補助限度額は、長寿命型(長期優良住宅)の三世代同居対応住宅と高度省エネ型(低炭素住宅)の三世代同居対応住宅が130万円、高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)の三世代同居対応住宅は195万円。柱、梁、桁、土台の過半に地域材を使う場合はそれぞれ20万円加算。
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