住宅金融公庫は、従来型融資の金利を改定した。
75平米以下の基準金利適用住宅については、当初10年間を2・75%から2・80%へと0・05%引き上げ、11年目以降を3・45%から3・40%へと0・05%引き下げた。
当初10年間の金利を引き上げることで、新型ローン(公庫証券化ローン)との金利差を表面的に埋め、利用が低迷する新型ローンに消費者を誘導するのが狙い。
新金利は、6月11日から7月15日の申込分に適用する。なお、公庫では今後毎月融資金利を見直し、毎月発表していく。適用されるのは「申込時」のレートで、申込済の場合金利は変わらない。7月の金利発表は7月14日で、7月16日以降申込分から適用する。8月の金利発表は8月11日で8月13日以降申込分から適用。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。