戸建住宅の地盤調査、建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(東京都墨田区)は12月11日、1993年から手がけてきた地盤調査・解析実績が11月末で累計110万棟を突破したと発表した。直近1年間の実績約13万件では、独自の地盤調査方法「スクリュードライバーサウンディング試験」(SDS試験)が約5万件を占め、成長を牽引しているという。SDS試験は11月末で実績15万件を達成した。
同社のSDS試験は、従来の測定データに加え、回転トルク値などのデータなどを総合して分析することで、より正確な土質判断ができる次世代の地盤調査方法。小型の調査機を用いるため、大がかりな試験機を必要とするボーリング調査に匹敵する高精度ながら、コストを抑えられることが特長となっている。
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