パナソニック電工は、住宅履歴情報による総合管理サービスの提供を開始する。新築時から入居後の維持管理・メンテナンス、将来的なリフォームまで、適切なアフターサポートを統合的に実施することで、住宅の長寿命化を支援していく。
新サービスは、工務店や施工店に代わって住宅履歴情報を保管する履歴管理業務を中心に、維持管理の際に必要となる設備配管図の作成や、住宅所有者に対する24時間365日対応可能なコールセンターなどで構成。生活者に安心感を与えると同時に、転売などの際に活用できるデータとして提供する。
コールセンター対応を含んだ住宅履歴管理サービスの利用料金は、10年間で1件あたり税別10万円。設備配管図の作成は同3万円となっている。このほかに入会金と年会費が必要。
まず、パナソニックビルダーズグループ加盟店の「テクノストラクチャー」工法による新築戸建て住宅を対象に、4月1日から運用を開始する。その後、「リファインショップ」店など、順次対象の拡大を図っていく。また、今後は、このサポートサービスを軸に、加盟を呼びかけていく。
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