ALSOK(東京都港区)は、「防犯カメラに関する意識調査」を行った。全国の20歳~69歳までの学生と無職を除く有職男女500人を対象としたインターネット調査で、調査期間は10月27日~30日。
「普段の生活の中で防犯カメラを見ることがありますか」という質問に対して、82.6%の人が「見ることがある」と回答した。また、「10年前と比べて防犯カメラが増えたと思いますか」という質問には、74.8%が「増えたと思う」と回答した。さらに、「防犯カメラをもっと設置したほうが良いと思いますか」との質問では、半数以上となる59.2%の人が「もっと防犯カメラを設置したほうが良い」と考えている。
自宅に防犯カメラを設置しているのは、全体の22.0%であった。このうち、集合住宅住まいなどで最初から防犯カメラが設置してあった人を除き、自分で防犯カメラを購入して設置した人はわずか4.8%にとどまっている。防犯カメラを設置した理由は、「空き巣などの侵入者対策のため」が75.0%と最も多く、「近所で不審者や空き巣などの事件があったため」が41.7%と続いた。 自宅へ防犯カメラを設置する人はまだまだ少数派であるが、自宅に防犯カメラを設置していない人の半数以上にあたる58.2%は費用や環境の制約がないなら設置したいと考えている。
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