国土交通省は、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」第7条第1項の規定に基づき、16年度の国交省のグリーン調達方針を公表した。
資材、建設機械、工法、目的物について、事業ごとの特性、必要とされる強度や耐久性、機能の確保、コストなどを考慮したうえで、15年度の41品目に、以下の12品目を追加した。これでグリーン調達の品目は53になった。
追加されたのは、地盤改良用製鋼スラグ、エコセメント、フライアッシュを用いた吹き付けコンクリート、再生材料を用いた舗装用ブロック(焼成)、再生材料を用いた砂防シート(吸出防止剤)、製材、集成材、合板、単板積層材、変圧器、水洗式大便器、低品質土有効利用工法。
グリーン調達とは、官公庁が環境負荷の少ない資材や工法を積極的に使うことで、これらの普及を狙うもの。指定品目は営繕工事などの仕様書に盛り込まれることになる。
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