LIXIL(東京都千代田区)は「モノのインターネット」(IoT)分野に本格的に取り組む。IoTの実証実験施設を建設し、住分野でのIoTの活用を検証していく。12月2日、藤森義明社長が記者会見を行った。
新たに建設する実験施設「LIXIL IoT House」では、社員モニターによる実生活での検証を行い、住分野での活用を追求していく。
プロジェクトは、構想・予備実験を行う第1フェーズ(2015年~2016年)、実証環境の構築にあてる第2フェーズ(2016年~2017年)、有効性を検証する第3フェーズ(2017年以降)の3段階に分けて実施する。
技術監修はIoTの世界的な権威である東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター長の坂村健教授。
住宅の部品が直接的にインターネット・クラウドに結びつくことで、生活に関連する情報を収集し、それを解析することでいろいろなサービスにつなげていくことなどを想定する。
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