一般社団法人住宅不動産資産価値保全保証協会(東京都港区)と、ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)環境事業グループは共同で、全国的に広まっている住宅地盤への懸念と消費者からの問合せが増加していることを踏まえ、20歳以上の男女1059名を対象に10月24日~11月4日に「住宅地盤に関する意識調査」を実施した。
マイホーム建築前の人を対象に、マイホーム検討の際に、事前に建築予定地の地盤の強さを知りたいと思うかとの問いに対しては、「思う」が92.9%という結果となった。
一方、マイホーム建築済みあるいは建築中の人を対象に、マイホーム検討時に住宅会社から地盤調査・調査結果について詳細な説明があったか聞いたところ、「なかった」が55.8%と半数以上という結果となった。また、マイホームを建築済み、あるいは建築中の人を対象に、検討中に住宅会社から地盤改良工事に関する説明があったかとの質問では、「あった」は30.6%にとどまった。地盤改良工法による施工不良のリスクについて説明があったかという問いでも、「なかった」が76.5%を占めた。
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