東京司法書士会(東京都新宿区)は12月19日に「東京空き家問題110番無料電話相談会」を開催する。司法書士は成年後見人として空き家の管理や処分をすることが可能であり、処分をする前提の相続登記等は日常業務として行っている。「空き家対策の法律ができて何がどうかわるのか?」、「認知症の相続人がいて遺産分割協議ができないまま空き家になっている」、「固定資産税はどの段階で住宅用の特例から外れるか?」といった相談を受け付ける。
今年5月に空家対策特別措置法が完全施行されたことから、同会では空き家問題への取り組みを最重点事業と位置づけて委員会を設置し、区市町村との連携に向けた活動をしている。日本司法書士会連合会(東京都新宿区)では「全国空き家問題110番」を8月23日に実施し、大きな反響があったことから、東京で独自に企画した。
無料相談は、12月19日10時~16時30分で、電話番号は03-3354-5191。
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