東邦レオ(大阪府大阪市)は11月24日、発泡ポリスチレン系断熱材をすばやく切断する熱線式スチロールカッター「Espa(エスパ)」を発売する。
2020年に向けて断熱材が肉厚化するなか、これまで以上に切断面の精度や切りくずの処理など手間が増えることが予想される。
新商品は通電スイッチを押すと数秒で熱線が加熱され、ビーズ法発泡ポリスチレン(EPS)と押出法発泡ポリスチレン(XPS)をムラなく、切り口を汚さずにスピーディに切断できるもの。長方形、台形、ななめなど多彩な加工が可能という。
70mmの断熱材を切断する場合、カッターに比べ1.5倍のスピード化が図れるとする。
最大切断長さ1070、最大切断深さ330。組み立て式で格納時のサイズは1380x425x160。消費電力は130W。国内電気用品安全法に適合。
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