宅建業者などの連携体である北海道既存住宅流通促進協議会、東北地区中古住宅流通促進協議会、首都圏既存住宅流通促進協議会、沖縄特化型既存住宅流通活性化プロジェクトは11月16日、建物検査、瑕疵保険への加入を推進する宅建業者向けの登録制度「かし保険案内宣言店」を開始した。
既存住宅の売買の際に売り主・買い主に対して瑕疵保険について紹介することが登録要件。一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会のPRビデオについて顧客に説明し、伝えたことの証として署名をもらい自社で保管する。「宣言店」であることを示すマークを自社のホームページなどに掲載する。
売り主の意向で事前現況検査をした場合、検査内容がわかるマークを物件情報といっしょに掲示する取り組みも進めていく。マークは3種類あり、検査の内容・結果に応じて、瑕疵保険法人が検査を行い瑕疵保険の基準に適合しているもの、現況検査技術者が検査を行い一定の基準を満たしているもの、おなじく現況検査技術者が検査を行い是正工事が必要なものをわかりやすく掲示する。
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