トヨタホーム(名古屋市東区)は11月28日、鉄骨軸組工法の戸建住宅「ESPACiO(エスパシオ)」の断熱性能を向上して販売する。このほど「ニューハイブリッド断熱工法」を開発し、あわせて高効率の太陽光パネルを採用することでゼロ・エネルギー住宅(ZEH)に対応する。
ZEH対応の「エスパシオ」は、断熱材の厚さを最大25mm増したほか、高断熱ペアガラスを採用し、熱損失を抑えた。これにより「エスパシオ・エフ」のモデルプランで断熱性能を示すUA値は従来の0.70から0.60になり、国が定めるZEHの断熱性能基準をクリアした。
旧省エネルギー基準(1980年制定)の住宅の熱損失量を100とした場合、ニューハイブリッド断熱工法を採用した「エスパシオ」の熱損失量は34と大幅抑制している。
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