グリーン・シップ(東京都千代田区)は11月8日、2016年4月の電力小売全面自由化に伴って電力会社を変更する意思、変更先予定、選定重視項目などについて、東京と大阪居住の一般世帯を対象にアンケートを実施した。その結果によると、東京、大阪ともに電力会社の変更(「できるだけ早く」「いずれは変更」)を予定している世帯は現時点で全体の約3割だった。
変更先については、「まだ決めていない」が半数近かったが、東京では「東京ガス」が16.6%、大阪では「大阪ガス」が19.7%と、都市ガスの優勢が目立った。
変更先選定で重視する項目では、「安さ」が3割超、続いて「サービス品質が高く保守充実」が東京、大阪ともに多かった。東京では「再生可能エネルギーを多く利用」も重視する傾向があった。
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