UR都市機構は6日、地域の住宅事業者へ向けた販売促進支援プロジェクトを発表した。「取手ゆめみ野プロジェクト」と題し、茨城県取手市のゆめみ野地区における取り組みとして行われるもの。
共同広告などで、工務店など住宅事業者が家づくりだけでなく、「自然とデザイン」をキーワードに暮らしの提案ができるよう支援する。同社としては共同で同地区の魅力をアピールし、ブランド向上を図りたい考えだ。
共同広告などで、工務店など住宅事業者が家づくりだけでなく、「自然とデザイン」をキーワードに暮らしの提案ができるよう支援する。同社としては共同で同地区の魅力をアピールし、ブランド向上を図りたい考えだ。
具体的には地区特設サイトへのバナー掲載、地区紹介パンフレットデータ提供、UR友の会の情報誌に紙面掲載などの共同広告などを展開する中で、「薪ストーブのある暮らし」などライフスタイル提案に力を入れていく。雑誌「チルチンびと」とのタイアップも。
同社のニュータウン営業企画部の戸塚勇孝さんは、「ゆめみ野は上野・秋葉原まで電車で1時間かからない。利便性がありながら認知されていない。今後は工務店など地域の事業者の皆さんと自然を生かしたライフスタイル提案を行って、地区の前向きなイメージを促進し魅力を高めたい」と話した。暮らしを中心にしたこのプロジェクトのような提案方法に効果があれば、今後他地域でも同様に展開する可能性もあるという。
プロジェクトは来年4月から本格的にスタート。それにあわせて9月に各工務店の見学会などを集中させ、集客で相乗効果を狙っていく。
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