グリー(東京都港区)は11月5日、住まい領域事業に特化した子会社、リミア(同)を設立したと発表した。同社は住まいに関する総合的なプラットホーム「LIMIA」をパソコン向け、スマートフォン向けウェブサービスとして同日付で正式スタートした。
新サービス「LIMIA」は「暮らしをデザインする」をコンセプトに、文字だけでなく画像などビジュアル要素を重視した情報プラットホーム。住まいや暮らしの事業者、専門家が建築デザイン、リフォーム、リノベーション、インテリア、DIYなどの幅広いテーマで、事例写真やアイデア記事を提供する。単たる情報発信でなく、コミュニティー機能を持ったウェブサービス。
一般ユーザーは会員になることで、投稿、フォロー、コメント、評価、問い合わせなどができる。会員同士でのコミュニケーションも可能。
当面は広告を収益源として運営していくが、マッチングやECなどへと拡げていく考え。
既に500以上の事業者、専門家が参画。事例写真やアイデア記事という形で商品やサービスの情報を発信している一般ユーザーとのコミュニケーションを通して効率的なマーケティング活動もできるという。事業者、専門家の約半分はリフォーム事業者。
早期に100万ユーザーの獲得と、2016年末までに1万以上の事業者、専門家の登録を目指す。
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