LIXILグループ(東京都千代田区)は11月2日、2016年3月期第2四半期(2015年4〜9月)の業績を公表した。
連結の売上高は前年同期比10%増の8774億円、営業利益は同141%増の320億円に。4月に子会社化したドイツの水栓金具大手・GROHEの新規連結と、国内リフォームの売上げ増が貢献したとする。
純利益は▲229億円。経営破たんしたドイツの子会社・Joyou AGの借入金に対する保証関連の特別損失などが影響した。
部門別にみると、水まわり事業(LWT)の売上高は同8%増で、アメリカ、欧州・中東・アフリカ、アジア太平洋、日本のすべての地域で増収を達成。国内のリフォーム商材の売上げは12%増だった。
サッシ、インテリア、エクステリア事業(LHT)は、売上高は同3%減の2924億円だったものの、製造コストの削減と高利益率商品の好調により事業利益は27%増の228億円。省エネ住宅ポイントも追い風となった。
2016年3月期通期の業績予想は、売上高1兆8550億円、営業利益620億円とした。
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