ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は、11月22日のいい夫婦の日を前に行なった「いい夫婦の住まいに関する意識調査」の結果を発表した。いい夫婦では、マイホーム購入もしくは建て替え時に予算決定の主導権を「夫」が握った割合が、それ以外の夫婦よりも高いという結果になった。
調査は20歳以上の男女1132名を対象に実施した。
同調査では、「夫婦の仲の良さを0~10で表すと、どれくらいですか?」の質問において、6~10を「いい夫婦」、0~5以下を「それ以外の夫婦」とした。マイホーム購入もしくは建て替え時に予算や間取りなどのデザイン決定の主導権を握ったのは夫・妻どちらか聞いたところ、全体への調査では、いい夫婦は予算は73.1%、デザインは54.0%が夫が主導権を握ったと回答。一方、それ以外の夫婦の場合、予算は66.9%、デザインは58.4%が夫が握ったと回答した。予算で夫が主導権を握った割合はいい夫婦のほうが高かったが、デザインの主導権を夫が握った割合はそれ以外の夫婦のほうが高かった。
自分専用の部屋はあるかどうか聞いたところ、いい夫婦では「夫・妻とも自分の部屋がある」との回答が41.2%で最も多く、次いで「夫・妻とも自分の部屋がない」が38.9%という結果となった。
それ以外の夫婦では、「夫・妻とも自分の部屋がある」の割合はほぼ変わらないものの、「夫・妻とも自分の部屋がない」は7.6ポイント減少し、「夫のみ自分の部屋がある」は3.7ポイント、「妻のみ自分の部屋がある」は4.9増加している。いい夫婦の方が、自分の部屋を持つか平等とする傾向が窺える。
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