環境省の調べで、平成13年度に設置された中間処理施設は前年度比1687カ所増えて1万9474カ所となる一方、最終処分場は23カ所減の2727カ所となっていることが分かった。産業廃棄物処理業の許可数は、前年比1万4765件増の延べ19万3314件となった。
調査は同省が毎年実施。47都道府県と51保健所設置市を対象に、施設設置数、処理業の許可件数、行政処分の件数などを調べた。
産業廃棄物処理施設の場合、中間処理施設は前年度比1687カ所増の1万9474カ所となった。これは「木くず・がれき類の破砕施設」の増加(1880カ所増の5972カ所)が要因。一方、最終処分場数は全体で23カ所減の2727カ所となった。
また、産業廃棄物処理業の許可件数は、延べ19万3314件で、前年と比べ1万4765件増えた。
同省ではあわせて、廃棄物処理法に基づく検査・行政処分についても調査。立入検査件数は1万908件増の12万9096件。産業廃棄物処理業の許可取消しは前年の71件から3倍以上の239件、特別管理産業廃棄物処理業の取消しは4件から21件、産業廃棄物処理施設の許可取消しは6件から24件と、いずれも大幅に増加した。
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