太陽光発電の工事会社ネットワークを運営するソーラーパートナーズ(東京都港区)は、複数メーカーの施工IDと専門の国家資格を持つ施工スタッフが設置工事に立ち会うサービス「設置工事みまもりサービス」を10月29日に開始した。施工会社と設置者以外の第三者の観点から、施工品質を担保するサービス。
従来は太陽光発電の施工品質は、施工業者がメーカー規定の施工方法を遵守することにより、JISに適合する強度や耐久性を担保してきた。しかし、メーカーが工事に監査を入れることはほぼなく、書類提出のみで保証を出しており、施工会社が規定の施工方法を遵守しているか、チェックする機能は万全とはいえなかった。
自然堤防への太陽光発電設備の設置が原因の一つとみられている鬼怒川の氾濫や、福岡での台風15号による太陽光パネル飛散事件など、施工不良による太陽光発電への不安が強くなっている状況を受けたもの。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。