東京電力は10月16日、報道機関向けに来年4月から始まる電力小売り自由化に関する説明会を開催した。会の冒頭であいさつした同社執行役員カスタマーサービス・カンパニーのバスプレジデントの佐藤梨江子さんは、価格面での情報が先行する現状に対して「自由化をきっかけに価格だけではないメリットを提供していきたい」と話した。
東京電力は、来年4月をめどにHDカンパニー制を導入。小売りは東京電力エナジーパートナーが担う。
単に電気を供給するだけでなく、電気の先で行われるモノコトにも積極的に関与していく考え。スマートメーターという新しいインフラが入ることによって、関連する情報・サービスを結びつける未来型インフラ企業を目指す。
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