福岡県北九州市の建材加工メーカー、アイ・エム・エスはこのほど、樹脂サッシの加工技術を応用した水耕栽培棚「セラファーム」を新たに開発、販売を始めた。
同社はもともと、カナダや韓国から樹脂サッシを輸入し枠材に加工している会社。住宅着工減による樹脂サッシの需要の落ち込みに対応し、新たに開発した。
水耕栽培は、土壌を使わずに、必要な養分を溶かした水溶液で植物を栽培する。空きビルや廃校舎を利用した植物工場への採用が具体化しているほか、エンドユーザー向けに水耕野菜を自産自消する設備としても提案していく。
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