日本カーペット工業組合(大阪府大阪市)はこのほど、信州大学 繊維学部(長野県上田市)木村裕和教授、大阪府立産業技術総合研究所(大阪府和泉市)との共同研究の結果を発表した。
研究テーマは「床材とハウスダスト舞い上がり量の関連」。
室内にカーペットとフローリングを敷き、歩行を想定した環境(軽量床衝撃音発生器で床をたたく)でハウスダストの舞い上がり量を調べたところ、カーペットの舞い上がり量は約5000個/m3(床上140cm)でフローリングの10分の1にとどまることがわかった。
これは糸でハウスダストを取り込む「ダストポケット効果」によるものだという。
この実験結果をわかりやすくまとめた動画「カーペットでハウスダスト対策!」をYouTubeで公開している。
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