建材・設備メーカーや各地の住宅関連の協議会などが協働でリフォームを推進する「リフォームで生活向上プロジェクト」が10月1日から本格始動する。9月30日、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の吉田忠裕会長が委員長を務める実行委員会は記者発表会を開き、プロジェクトの概要を説明した。イベントなどで統一ロゴマークを共通で使用するなどして業界を挙げて生活者にリフォームの効果などを伝え、需要の掘り起こしを目指す。
同プロジェクトは昨年度、試行的に実施。今年度は協賛15団体とその会員事業者が、2016年3月末までの期間中に全国1000カ所でイベントを行い、30万人以上の参加を見込む。
プロジェクト専用のウェブサイトも開設。イベントなどの検索ができるほか、独自の住宅関連調査の結果も掲載している。
事業者が利用できる冊子も作成した。性能の低い古い住宅に暮らす高齢者をターゲットに「孫・子のホンネ」というタイトルで子や孫の視点でリフォームの必要性を訴え、実施を促す内容になっている。各種イベントなどで流す公式ソングも作成した。
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