中古住宅再生事業を手がけるカチタス(群馬県桐生市)は9月30日、全国で1171店舗のホームセンターを展開するコメリ(新潟市南区)との間で、中古住宅売買および住宅リフォームに関する情報共有と、中古住宅の買い取り・販売、および住宅リフォームに関する業務の連携について合意したと発表した。
カチタスは現在、全国109店舗の営業拠点を設けて中古住宅再生事業を展開。コメリは住まいに関するトータルアドバイザーとしての「リフォーム事業」を全国86店舗で実施している。両社の事業の親和性が高いことから、提携を通じて、住まいに関する利便性の高いサービスを提供する考え。
具体的には、両社の店頭に相互のパンフレットなどを配備して顧客の紹介を行うほか、両社の経営資源を最大限活用し、中古住宅に起因する諸問題の環境改善と中古住宅流通の活性化を目指す。
提携エリアは、今年10月から、新潟、秋田、富山、石川、福井の5県、来年4月から青森、岩手、宮城、山形、福島の5県を追加し、合計10県下のカチタス25店舗、コメリ44店舗で展開する。
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