国土交通省は9月30日、住生活基本計画の見直しに向けた有識者の検討会を開催した。多様な居住ニーズの実現をテーマに意見が交わされた。活発な議論があったのは住宅ストックの活用の方法について。委員からはストックの賃貸化や「部分貸し」という提案が出された一方で、特に地方部で公共交通のアクセスが不便など条件の悪い住宅ストックについては除却を推進することも検討すべきとの意見も出された。
また地方都市の郊外に新たに住宅が建てられ住宅地が拡散していく現状があることに対し、市街地に誘導するような仕組みを整えるべきとの発言もあった。
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