東日本大震災による電力不足が続くなか、節電を訴える「ヤシマ作戦」と呼ばれるキャンペーンがツイッターなどインターネット上で広がっている。
「ヤシマ作戦」は、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する同名の作戦から、まず同アニメのファンがそう呼ぶようになり、それがツイッターで広がっていった。アニメの作戦とは多少異なるが、全国民が協力して電力を維持するという点で同じ。
14日は、特にツイッター上で、「自分もヤシマ作戦に参加します」「家電のコンセントを抜きました」といった節電行動を報告する声が多く見られた。
実際14日の東京電力管内の電力使用量は想定需要を大きく下回り、予定されていた計画停電も1グループでしか実施されなかった。暖かく、また交通網の混乱によって企業活動がセーブされたこと、生産設備の停止などの要因が大きかったとみられるが、市民レベルでの節電の効果もあったとみられる。
東京電力の3月14日の電力需要状況⇒ http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110314o.pdf
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