クボデラは、日本の杉を使った集成フリー板を発売する。国内の製材工場で一次加工したKDラミナ材を中国天津のTBW社(王誠専総経理)に持ち込み、集成材化し、日本に逆輸入する。
主なサイズは、4200×500×20、4200×500×25、4200×500×30など。棚板用の2000材なども開発していく予定。
今回は試験的に、九州材を使用。20フィートコンテナでの輸入で、毎月100m3以上の生産を予定している。等級は、両面無欠点のAA級、片面無欠点のAB級(ともに源平色)。黒色を利用したB級を持つ。今後は北関東にも材料の集荷を広める予定。
価格は、メルクシ松、赤松に対抗できるよう工務店価格で、8400円/枚程度に設定。
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