ヤマダ・エスバイエルホーム(大阪市北区)は9月17日、「空気イオン改善装置」によるシステム「Wellness Air」(ウェルネス エアー)により創りだされた室内環境で実際に生活をし、2年間にわたって生体解析を行った結果、異常細胞の拡大を防ぐNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化することが産学共同研究により実証され、その学術論文が国際学術誌「PLOS ONE」で世界に紹介されたと発表した。
共同研究は、川崎医科大学の大槻剛巳教授、アーテック工房(長崎県大村市)と同社の3者で実施。7人のモニターそれぞれの実生活環境に同システムを導入し、3ヶ月毎にシステムのON(16回)とOFF(13回)を繰り返し、その都度に採血、採尿を行って生体解析を行った。
「ウェルネス エアー」は、特殊木炭塗料を部屋の天井や壁面に下地材として全面塗布を施し、高品質の木炭だけが持つ通電特性を活かし、そこに微弱電流を流して「空気イオン改善装置」により、天井、壁面をマイナス帯電化させるもの。期待できる効果として、(1)伝統的な木炭の癒し効果を最大限に発揮、(2)部屋に居ながら森林浴(リラクゼーション)、(3)NK細胞の活性化(免疫力の向上)を上げている。
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