国土交通省は9月16日、新しい技術の開発を支援する「住宅・建築物技術高度化事業」の採択提案を公表した。環境対策や健康向上に資する技術開発7件、ストック活用、長寿命化対策に資する技術開発4件、防災性向上や安全対策に資する技術開発12件の計23件が選ばれた。
環境対策や健康向上に資する技術開発では、モルタルによる断熱工法や高機能フィルムを用いたガラス複合体の開発・評価、木製クワトロサッシの開発とローコストエコハウスへの適応技術開発などが選ばれた。
ストック活用、長寿命化対策に資する技術開発では、木造陸屋根及び木造ルーフバルコニーにおける耐久性向上のための技術開発などが選ばれた。
防災性向上や安全対策に資する技術開発では、間伐材を活用した倒壊防止型1部屋耐震補強工法や住宅用基礎梁の開口部補強構造に関する技術開発などが選ばれた。
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