総合情報サイト「ALL About」を運営するオールアバウト(東京都渋谷区)と、住生活プロデュースを手がけるアルヒ(東京都港区)はこのほど、1都3県で持ち家(一戸建て、マンション)に住んでいる50代~60代のシニア男女1200名を対象に実施した、現在および今後の住居に関する意識調査の結果を発表した。
「現在の住居に満足しているか」の質問では、全体平均で約8割が「満足」と回答した。居住年数で比較すると5年未満では約9割が満足している一方、40年以上経過すると満足度は6割近くまで減少しており、居住年数が長くなるにつれて満足度も減少する傾向があった。
今後希望する住居形態についての質問では、「新築一戸建て」(39.2%)、「新築マンション」(24.7%)が、「現在の住居をリフォーム」(13.8%)以下、「中古マンション」、「中古マンションを購入してリフォーム」、「中古一戸建て」を大きく上回ったことから、「シニア世代における新築神話が強固であることが明らか」と指摘している。
同調査は8月14日〜16日にインターネットリサーチによって実施。1200名の内訳は、50代が599名、60代が601名。性別では、男女各600名だった。
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