国土交通省は、東日本大震災による建設資材への影響を把握するため、情報収集・提供の充実を図る。
具体的には、現在、毎月月末に公表している「主要建設資材需給・価格動向調査」について、被災地とその周辺地域(11県)で、毎月中旬に予備調査を実施し、翌月10日頃に公表する。現行の月1回の公表と合わせて月2回の情報提供を行う。
また、通常の調査結果の公表時期についても5日間前倒しし、毎月25日頃に公表する。この公表時期の早期化は、同じく月末に公表している「建設労働需給調査」についても実施する。
一方、毎月10日頃に公表している「主要建設資材月別需給予測」については、震災の影響で需要動向の分析が困難とし、当面公表を見合わせる。
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