建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する総合資格(東京都新宿区)はこのほど、9月8日に合格発表された2015年度1級建築士学科試験の分析結果を発表した。今回の試験では、受験者数が2万5804名で前年度の2万5395名に比べて増加したほか、受験生平均年齢が32.1歳となり、前年度の32.6歳から若返りが見られた。
これらの結果について同社は「業界全体の潮流である、若年層の有資格者を育成しようとする動きが、少しずつ実を結び始めている結果」と指摘している。
試験の総評では、125問中57問、全体の約半数が初出題で構成されており、残りの既出題に関しても、表現方法が変更されるなど、単なる過去問学習だけでは攻略が難しい試験となったことを指摘した。
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