インテリジェンス(東京都千代田区)が運営する転職サイト「meeta(ミータ)」は、住まいと働き方に関する調査結果を発表した。それによると、東京と地方に住む人とで、住宅購入時の平均年収とローン金額を比較し、毎月の住宅ローンを支払ったうえで手元に残る金額を比べると、30代前半の場合、地方のほうが年間50万円以上も高くなる試算結果になったという。
調査はネクストが運営する住宅トレンドニュースサイト「HOME’S PRESS(ホームズプレス)」と共同で行ったもの。
持ち家の平均購入価格は地方がかなり低く、その差は20代で1856万円、30代前半で1700万円、30代後半で2207万円だった。30歳で住宅を購入した場合のローン支払い額は、同サイトの独自の試算によると、金利2.3%の全期間固定で、東京が15万9000円、地方が10万円となり、年間の住宅ローンの支払い額は東京のほうが約70万円高いという結果に。
また、賃貸の場合も地方の家賃の低さが改めて明らかとなった。差額は、「ワンルーム」では7400円、「1K・1DK・1LDK」では4万円、「2DK・2LDK」では4万4400円だった。
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