総合不動産のリスト(横浜市)は9月7日、報道関係者などを対象に同社初のゼロ・エネルギー分譲住宅となる「オーレリアン深沢」を公開した。全5棟のプロジェクトで、2X6工法を採用した躯体の外皮の断熱性能はUA値で0.359~0.377(W/m2K)。4.75kWの太陽光発電を搭載し、ゼロ・エネルギーを達成している。
みかんぐみの竹内昌義氏が省エネルギー性能を監修。各部の断熱仕様は、基礎断熱の底板がポリスチレンフォーム厚30mm、同立ち上がり部はポリスチレンフォーム厚50mm、壁断熱は外断熱フェノールフォーム厚25mmに吹付硬質ウレタンフォーム厚130mm、屋根断熱は吹付硬質ウレタンフォーム厚250mmとした。サッシはペアガラス樹脂サッシ。建築費用は同社の標準的な仕様よりも2割程度高いという。
土地面積は94.79~100.48m2。建物面積は85.28~93.57m2。9月中に販売を開始する予定。
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